新婚の新生活を始めるにあたって、夫婦のお金をどちらが管理するのかというのは、大切な問題ですね。むしろ、結婚する前に話し合っておいた方がいいくらい重要な問題かもしれません。夫婦のお金をどちらが管理するのかで意見が合わずに、結局、離婚問題にまで発展するなんてこともあるのです。例えば、毎月、夫が妻に生活費を渡して、そのお金の範囲内で妻がやりくりするという家庭も多いでしょう。この場合、妻が夫の収入額を知ることができなかったり、夫ばかり自由にお金を使って、妻の不満がたまるということも多いようです。逆に、妻が家計の管理をして、毎月決まったお小遣いを夫に渡すという家庭も多いですね。この方法だと、妻が家庭の収入と支出を全て把握できるというメリットがあります。でも、いくらがんばって働いてもお小遣い額が一定なので、夫の仕事に対するモチベーションが下がるということも少なくありません。それに、夫が気がつかないうちに妻が無駄遣いしてしまっていることもあるようです。共働きの家庭に多いのが、毎月決まった額をお互いに出し合って、どちらかが管理するというものです。それぞれの収入に応じて負担額の割合を変えたり、銀行引き落としの費用は夫が負担し、食費や消耗品代などは妻が負担するなど、色々なパターンがあります。この方法だと、家電や家具の購入費など、突発的な出費をどうするかは話し合いが必要ですね。どんな方法で夫婦のお金を管理するにしても、しっかりとできる方が管理することが肝心です。それに、時々は家計簿やレシート、クレジットカード明細といったものをチェックするなどした方がいいでしょう。